すくわくコラム
建築のことからその他の分野まで。いろいろ書き綴ります。
自然素材でできた家。
ほんと、いろんなハウスメーカーや工務店や、設計事務所まで、それを特徴にしたところが、たくさんあります。
どれが一番、自分に合っているのか。
わからなくなりませんか?
私からすれば、どれも中途半端で、表面的な感じです。
表面仕上げだけを自然素材にすればいいのか。
もちろん、それも一つのカタチなんですけど、本質的ではありません。
それと。自然素材を使うことで、そもそも24時間換気がなくていいなんていうところが出てきたり。。。
自然素材なので、空気がきれいだから・・・・?
ほんとですか??
いやいや。空気の流れとか、換気って、とっても大事な要素なんですよ。
でも。イメージのような自然な空気の流れに頼っているだけでは、しっかり換気も難しいんです。
もっと意図的に、換気を考えないと、空気のきれいな家は実現できませんよ。
昨日、すくわくハウスのアドバイザーでもある、福田さんと一緒に、
環境アレルギーアドバイザー愛知支部の代表の方とお会いしてきました。
実は、とても大事なお話だったんですよね。
愛知支部の方は、環境アレルギーアドバイザーという資格を通して、アレルギー自体の
認知を広めようと活動しています。
一人でも多くのアレルギーの方に、よりよい環境を提供したい。
そんな気持ちなんですよね。
福田さんは、シックハウス問題の時に、その危機感を啓蒙してきた経験から、
今回の香害の問題が、同じような社会現象になるのでは?と危惧しています。
そうなる前に、しっかりと啓蒙して、現状の危機感を共有したいと思っています。
方法は異なるのですが、目指す方向性は、とてもよく似ています。
その両者をつなぐことで、よりよいつながり、そして、
より素晴らしいサポートができていくのではと思っています。
中身の濃い、充実したお話は、あっという間の2時間でした。
今後、連携を取りながら、一人でも多くのアレルギーの方々に
よりよい環境を提供していけるよう、すくわくハウスもしっかりと
前を見据えて、邁進していきます!!
柔軟剤等に使われている香り。
多くの方にとっては、「いい」香りなのかもしれませんが、実は、この「いい」香りで、体調を崩してしまう方々がいるんです。
化学物質過敏症の方々には、とても不快な香りなんです。
私は意識していることなので、とてもよく耳にするのですが、まだまだ認知されていないのが現状です。
ただ。
他人事として見過ごしていくと、大変なことになりかねません。
こちらの書籍を読むと、他人事として考えることの甘さに気づかされます。
大人だけの問題ではないんですよね。
どちらかといえば。。子供のことが大きく影響しています。
詳しくは、書籍に譲りますが、一度手に取って、目次だけでもご覧いただけると、私の言っている意味が分かるかもしれません。
何が大事なのか。
しっかり見極めて、香りをまとうことが必要になりそうです。
先日、こちらのセミナーに参加してきました。
このセミナーを開催しているのは、すくわくハウスのアドバイザーでもある、福田さんです。
10年以上も、この問題点を掲げ、警笛を鳴らし続けています。
その継続には、ほんと頭が下がります。
シックハウス。
実は、今では、ほとんど聞く機会もなくなってしまうほど。
このセミナーの参加者が年々減っているのが、それを物語っています。
ただ。この問題が根本的な意味で解決したと判断するのは、とても危険です。
最近では、香害という新たな視点から同じ問題に突き当たっていきそうです。
福田さんは、その危険性を「語り部」として、今後も活動を続けていくそうです。
シックハウスが大きな問題になったのと同じように、香害も大きな運動になっていきそうです。
しっかりとした理解のもと、しっかりとした対策、啓蒙をしてければと思っています。
こちらの家。
数か月前に竣工して、住み始めています。
先日、お客様のところへ行って、お話伺ってきました。
こちらの家では、床を全面、無垢フローリング、壁や天井に、紙クロスや漆喰を採用しています。
住み心地について伺ってみると。
とても快適だとのこと。
梅雨時期だったので、湿度が高くても、ムシっとした感じがなくて、除湿しなくてもほどよい空気だそうです。
これだけ、調湿作用のある素材を組み合わせているので、そうなるとは思っていましたが、しっかりと体感いただけたようでよかったです。
数値ではなかなか表せないのですが、こういった素材の使い方で、心地よい快適さは実現できますよ。
先日、断熱材の記事を書きました。
今日は、別の側面からの内容となります。
グラスウール。
そう聞くと、あまりプラスのイメージを持っていない方が多いと思います。ネット上では、悪玉扱いになっているからです。
結露すると、カビが生えて。。
そんな感じです。
確かに、結露するような工事をしていると、発生してしまう素材ではあります。
例えば、天井の工事の際、写真のように、気密シートをしっかり施工する必要があります。
これをしないと。。
湿気が天井裏へ回ってしまい、そこから、グラスウール内に進入して、結露が発生することがあります。
でも。しっかりとシートが施工されていれば、そういった心配もほとんどありません。
そういった意味では、とてもいい断熱材になるんですよ。
グラスウールが悪いわけではないんです。施工方法が悪いといけないだけなんです。
この辺は、工務店はもちろん、建築家でされ、しっかりチェックできる方は多くありません。
しっかりと管理できるパートナーとの家創りが必要になると思います。
家で快適に暮らすために必要なのは、仕上げ材に限りません。
外気温の影響を少なくするため、しっかりと断熱することも大事です。
しっかり断熱がしていないと、外部の影響を受けるだけではなくて、結露から、カビの発生につながってしまうため、しっかりと考えておきたいです。
いろんな断熱材があります。
その中でも、吹付の断熱材は、断熱と同時に気密も取れるので、採用される機会が多くなっています。
ただし。。一点注意が必要になります。
実は、吹付の断熱には、独特の香りがあるんです。徐々にぬけてはいきますし、ボードを張って遮断するので大丈夫とは思いますが、この香りが完全に抜け切るには時間がかかる可能性があります。
事前に、しっかりと香りを含めて体感していただいて、採用するかを決定してくださいね。
先日、名古屋市内で開催された、建築関係のイベントへ参加してきました。
大小さまざまなメーカーさんが、新しい商品をPRしているようなイベントで、情報収集へ行ってきました。
その中で、とても気になったのは、こちら。
木を粉砕した粉をベースにしてできた、塗り壁なんです。
なんだ、それだけ?
と思われたかもしれませんが、そうでもありません。
木の粉だけでは、当然壁に付着できません。
よくあるケースとしては、樹脂を混ぜます。
そうすると、せっかくの木の粉の効果が薄れてしまいます。。。
(先日お伝えした、珪藻土と同じかも)
でも。
こちらの商品は、混ぜているものを確認したら、すべて自然素材だったんです!
しかも、施工性もよい。
ということは、下手すると、自分でも補修できてしまうかもしれません。
唯一気になったのは、色合い。
ナチュラルな色合いしかないんです。
色粉を混ぜればできそうですが。。
でも、もしかすると、とても体に優しい、いい素材なのではないかと思っています。
近いうちに、どこかで採用してみようと思います。
こういった体に優しい素材って、どんどん開発してほしいです!
何だかわかりにくい画像になっていますが。。
こちらは、珪藻土を左官で仕上げた壁です。
自然素材にこだわりのある方にお会いすると、
よく聞かれることがあります。
珪藻土と漆喰でどっちがいいんですか??
どういう視点から評価すればよいのか、わからないので、なかなか返答に困ってしまったりしますが。。
私個人的には、珪藻土より、漆喰をよく使います。
(一番は、住まう方に合うかどうかがポイントですが)
珪藻土は、その素材自体で、壁にくっつかないため、付着をよくするために、何かを混ぜる必要があります。しかも、その量は割と多めです。
何かというと、その混ぜるモノが合成樹脂だったら。。。
珪藻土の塗り壁というよりは、合成樹脂の塗り壁に珪藻土が少し混ざっているということにもなったりするからです。
より純度の高いほうが、調湿等の効果は、高くなりますからね。
何を採用するにしても、何を混在させるのか、その純度がどうなのかは、とっても大事にしたいですね。
家のインテリアを構成する要素の中で、あまり意識が行かないものとして、建具があります。
床は無垢材、壁や天井は漆喰・・といったこだわりはあるものの、建具は主要メーカーの戸では。。
実はよく採用される建具として、輸入のドアがあります。
ただ、規格があるので、あまり種類がありません。
そこで、写真のように、建具屋さんに製作してもらうのもオススメですよ。
少し割高になりますが、しっかりと無垢材を使ってもらえますし、接着剤にもこだわれます。ある程度のデザインも自由が利きますしね。
せっかくこだわりの家にするのであれば、建具にもしっかりこだわっていきましょう!
先日のブログでご紹介した、リノリウム。
気になる方が多いようですね。
※詳しくは、「マーモリウム」で検索してみてください。
いろいろ出てきますよ。
よく耳にするのは、ビニル床タイルやシートの場合、
きれいなプリントがしてあるので、いろんな表情が演出できるので、よく使いますと。
確かに、リノリウムは、木目や石目をプリントしていないので、それに似せた表情を創り出すことはできません。
でも。画像ご覧いただいて、どう感じますか??
コンクリートのようなムラがあって、シックな色合いですよね。
これであれば、モダンなデザインの家でも、フィットします。
敢えて、石「風」にしなくても、素敵に見せることができます。
体に優しい素材を使いながらも、カッコいい家だって実現できるんですよ。
リノリウム。お勧めです。
ビニル素材のような使い方のできる素材として、リノリウムがあります。
リノリウムって、亜麻仁油や石灰岩、松脂、木粉、コルク粉、天然色素など、天然の材料を混ぜて、麻でできたジュートという布に圧着してできる床材。
ようは、天然素材からできているんです。
ビニル床材が、主流になる前は、病院等の床には、リノリウムが採用されていました。
成分の一つである亜麻仁油に抗菌作用がありますし、キャスター等にも強く、静電気が発生しにくいので、掃除もしやすいですよね。
気になる点は、ビニル素材より割高になることと、色柄のヴァリエーションが多くないこと(そんなになくてもよいですが)、アルカリに弱いので、掃除やワックス等をかけるのであれば、中性にするくらいです。
ただし。採用するときには、接着剤にもしっかり注意してくださいね。
せっかくいい素材使っても、接着剤がよくなければ、本末転倒になりそうなので。
私個人的には、とても好きな素材の一つです。
水回りの床。
どうしていますか??
例えば、洗面脱衣。マットは敷くものの、濡れる可能性が高い場所なので、フローリングよりも、ふき取りやすい素材にしたい。
一般的な家でよく採用されるのは、ビニルでできたタイルやシートです。
ビニルなので、濡れても、染みていかないので安心です。
ただし。。
サンプルをとったりしてみていただくと、わかりますが、それ自体が、結構強烈な香りを持っています。
さらに。
それを接着する接着剤も、これまた、結構気になるかもしれません。
ビニル素材を完全に否定するというわけでもないのですが、私個人的には、好みではありません。(香りですよ)
なので、アレルギー体質の人は、しっかりとその辺体感して、セレクトしてくださいね。
壁や天井の仕上げ。いろいろありますよね。
体に優しい素材っていうと、漆喰や珪藻土等の塗り壁が代表的です。これらについては、また別の機会にお伝えします。
今日は、塗り壁ではない仕上げ。
紙でできた壁紙です。
紙の壁紙っていうと、和紙を張り合わせていく方法もあるのですが、小さな和紙を張り合わせていくのが技術的にも大変。
そこで。
もう少し施工性もよくて、デザインの幅もある紙の壁紙として。。
東りという主要メーカーが出している、アースウォールがあります。
表面に撥水材が塗ってあったりするのは自然とはいいにくいのですが、体との相性に問題がなければ、汚れにくくできるので、とても効果的ですし、紙なので、調湿効果も高くなります。
主要メーカーの一社が出していることが大きいですね。
今後は、これをきっかけに、各メーカーからも、こういった仕上げ材が出てくるといいなと思っています。
興味ある方は、調べてみてくださいね。
シャボン玉せっけんが、香害の全面意見広告を出しました。
ぜひ、一度、覗いてみてください。
https://www.shabon.com/kougai/
柔軟剤や洗剤等の芳香剤に起因していることなんです。
一企業が、こういった活動を始めることは、とても意味深い。
この言葉とともに、シックハウス症候群、そして、化学物質過敏症の方々への認知が広がりそうです。
化学物質は、柔軟剤や洗剤に限ったことではありません。
その影響は、住まいにも広がっていくでしょう。
体に優しい家とは。真摯に向き合い、家創りに関わっていきたいと思います。
壁の仕上げには、いくつか種類がありますよね。
塗り壁、塗装、壁紙。
今、日本の家でよく使われるのは、ビニルクロス(ビニルの壁紙)です。
プリントで、いろんな色柄ができるのは、楽しみの一つです。
ビニルの壁紙は、見た目や工事のしやすさから、よく採用されますが、
体に優しい素材とも言い切れません。
調湿作用が全くありませんからね。ただ。水を使う場所では、それも一つの方法になります。
紙でできた壁紙の一つとして、和紙の壁紙があります。
ただ、手すき和紙ですと、大きさが小さくなるため、それをこまめに張っていくしかありません。
その施工性から、最近では、和紙をプリントしたビニル壁紙が主流です。
本物の和紙で包まれた空間って、とても心地よいですよ。
ビニルにはない、本物の風合いがあります。
壁仕上の一つの候補として、考えてみてはいかがでしょうか?
空気のきれいな環境を創るためには。。
よく見かける勘違いは、自然素材を使うことに注力していることです。
身体に優しい素材を使うことって、空気のきれいな環境を創るのに、必要条件ですが、十分条件ではないんです。
自然素材だから、体によくない物質を発しない。
なるほど。
でも。外部へ出入りがあるため、どうしても花粉やハウスダストは、たまってきてしまいます。
それらを自然素材の力だけでは、なんともできません。
やはり、換気っていうのは、大事なんですよね。
しかも。窓を開けるっていう、人力によるものではなくて、計画的な換気が大事なんですよ。
詳しくは、また次回!
壁や天井の仕上げ。
壁紙でもなくて。漆喰や珪藻土でもなくて。
フラットな仕上げにしたい。
そんなときには、こちらの塗料がオススメです。
デュブロンです。
以前ご紹介した、リボス社の塗装なんですよ。
面白いのが、何度も塗ち重ねることができるところ。汚れてきたら、塗り重ねればOKなんですよ。
実際、塗料を塗っているときにも、ツンとした香りは一切しないので、安心です。
色も付けることができます。もちろん。天然の顔料ですので。
木目の床材は、一般的に、フローリングっていいます。
フローリングといっても、いくつか種類があるんですよ。
本物の木を15mmくらいのスライスしたような、無垢材。
もしくは、心材に合板を使って、表面に0.6mmから2mmの薄い木を張ったり、プリントしたシートを張り付けたりする、複合フローリング。
後者は、心材に合板を使っているので、接着剤が気になる方には、オススメできません。
実は、複合フローリングって、よく採用されます。
値段のことだけでもなくて、狂いが少ないというのも大きな理由なんですよね。
もし、複合フローリングを検討されるのであれば、サンプルなどでしっかりと体感してくださいね。
昨日、木部の塗料について、オスモという会社をご紹介しました。
木部の保護塗料のメーカーとして、オスモと並んで有名な会社があります。
「リボス」という会社です。
亜麻仁油をベースとした自然由来の塗料なんです。
実際使ってみると、ツンとした揮発性有機化合物のような強い香りがありません。
工事の時にも、暮らしているときにも、安心ですよね。
オスモとどっちがいい?って聞かれますが。。
どちらも、自然由来のオイルばベースなので、体には優しいので、香り等を体感していただきながら、
肌に合うものを採用されるといいと思います。
自然由来だからといって、万人にとって体に優しいわけではありませんので。
無垢のフローリングに塗るオイル。
手摺や階段、建具等の表面仕上げには、オイルや塗料を使います。
特にフローリングのオイルなんかは、直接肌に触れるところなので、
しっかり素材にこだわっておきたいです。
植物由来の油でつくられている、自然オイルの一つに、
オスモというメーカーが有名です。
化学物質を一切含んでいないんですよ。
ただ。乾きがよくないので、しっかりと乾燥時間をとってくださいね。
乾きを早くしたい=経済性を優先すると、化学物質に頼ることになってしまうんです。経済合理性ではなく、体に優しいことを優先しましょう。
ここ一年ほどの間に、「香害」という言葉が認知されてきました。
香水とか香り付き柔軟剤、洗濯洗剤等の香料によって、頭痛やアレルギーを発症してしまうことを指しています。
少し前までは、それほど話題になっていませんでしたが、
最近では、いろんな場面で登場するようになりました。
この流れで、シックハウス症候群や化学物質過敏症も
登場する機会が増えてきています。
これを機会に、もっともっと、広く、
こういったアレルギー疾患のことが認知されるようになるといいなと思います。
カラーボックス。
大きさといい、組み立てやすさといい、とても便利ですよね。
いろんな使い方ができるので、使われる方も多いと思います。
でも。
家具は、注意が必要です。
建築の建材は、F★★★★という基準がありますが、家具は規制がかかりません。
(といいつつ、F★★★★が安全ということでもないのですが)
ですので、せっかくこだわって家でも、家具で気を抜くと、大変なことになってしまいます。
家具だからこそ、しっかり注意をしながらセレクトしましょう。
ここ最近、木造の家では、骨組みの柱や梁、桁に、
無垢の材料ではなくて、画像のような、薄い材を
積層させた、集成材を採用することが多くなってきています。
無垢材ですと、その材料の強度がはっきりしないこともあるですが、集成材の場合は、強度をしっかり打ち出すことができます。
集成材の方が入手しやすいということもあります。
ただ。
合板のところでもお話したのですが、こちらも、
接着剤で積層させてますよね。
特に、こちらの場合は、強力でないといけないので、
しっかりとボンドが使われています。
壁の中に隠れてしまうので大丈夫??
そうでもない方もいらっしゃるので、その辺は
しっかりと体感していただいて、無垢材なのか集成材なのかを決めていくことをお勧めます。
昨日、合板のところで、予告していた合板は。。
瀧澤べニアの合板です。
しっかりと意識して、接着剤を選定されています。
実物に触れた時には、揮発性のツンとした香りは
ほとんど感じられませんでした。
(私も結構敏感なので)
通常のシナ合板とは比較になりません。
小口がきれいなのも魅力です。
香りを体感して問題なければ、棚板なんかに採用すると
いい雰囲気になるので、オススメです。
薄くスライスした木材を重ねて接着させた合板。
最近の家創りでは、いろんな場所でよく使われます。
床の下地、屋根の野地板、壁の補強や耐力壁。。
すくわくハウスでは、合板は一部を除いて採用しません。
(一部というのは、後日お知らせします)
重ねて接着するときに使う、接着剤が気になるからです。
F★★★★だからOK??
そんなことないんですよ。
別の方法で使わなくても家は建てれるんですよ。
あけまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
アレルギーの方々に、快適に暮らしていただきたい。
そんな気持ちで、すくわくハウスをスタートさせて、
ここまできました。
もっともっと、たくさんの方々に知っていただき、
関わらせていただいて、一人でも多くの方々に
いい家創りを提供していけるよう、
頑張っていきたいと思いますので、
今後ともよろしくお願いいたします!
本日、東京で開催された、「みんなのアレルギーEXPO2015」へ行ってきました。
いろんな企業が出展されていて、その一つひとつを回って、話を伺ったのですが、半日がかりになりました。
アレルギーの方々に対して、衣食住の側面から、真摯な姿勢でサポートしようと考えている企業が集まっていました。
とても素晴らしい志ですよね。
そんな志に触れながら、いい意味で刺激をいただいてきました。
出展社は、全体的に、食物関係が多かったようで、衣類、住まいの関係は少なめ。
もう少し、住まいの側面があってもよいかなと思いました。
いずれにしても、これから、こちらのブログで、いろいろとご紹介していこうと思います。
今回のイベントでは、化学物質過敏症の方々ともコミュニケーションを取りながら、いろんなお話をざっくばらんにできました。
私としては、いろんな発見もあり、とても大きな一歩になりました。
その辺もこちらでご紹介していきます。
いよいよ。
来週末21日に開催される、「みんなのアレルギーEXPO2015」
今回、初のイベントになります。
すくわくハウスとしても参加を検討していましたが、諸事情により参加を見合わせました。
ただし、当日は、私も参加者としてイベントへ伺って、一日、いろんな情報を収集したり、情報交換をしてくる予定です。
アレルギーをお持ちの方。
最新の情報を収集できる、いい機会ですので、ご興味ある方はご参加くださいね。
会場で、私を見かけたら、お気軽にお声掛けくださいね。
テニスは、時々見たりするのですが。。
プロテニスプレイヤーの食事本?という感覚だったのですが、本屋で少し立ち読みしたところ、とてもユニークな本であることがわかり、購入して読んでみました。
この本は、単に健康法を示したような、軽い話ではありません。
いろんな方面への彼のメッセージがたくさん詰まっていました。
とてもいい刺激になりますよ。
おっと。
少し脇道にそれました。
実は、彼は、グルテン(小麦に含まれるたんぱく質)に対するアレルギーを持っていたんです。そのアレルギーが、大事な試合の中で発症してしまいます。
ある医師との出会いから、アレルギーであることに気づき、そこから、グルテンフリーの食生活に切り替えていきます。
それによって、彼は、世界制覇を実現していきます。
こんなトップアスリートが、アレルギーを克服して、世界制覇をしていく姿に、とても共感を覚えました。
「何を、どう食べたらよいのか?」
それを敢えて言いかえるのであれば
「どんな家で、どんな生活をしていったらよいのか?」
そんな問いかけをしながら、すくわくハウスは、一人でも多くのアレルギーの方々に、よりよい人生を送っていただけるよう、努めていきます。
ここ最近、いろんな場所で、室内環境についてのコメントを目にするようになりました。
シックハウス対策として、F☆☆☆☆建材や24時間換気という表面的な対処で、一件落着させたように見せてきたのですが、実質的には改善されていないため、シックハウス症候群等を患う方が増え続けています。
ここへきて、改めて、室内環境の見直しが必要になってきているんだと思います。
そういった視点から、いろんな方々が活動をして、問題が表面化して、認知度が上がっていくことは、とても重要です。
今後ますます大きくなっていくと想像できます。
ただし。。
ここ最近目にしたコメントの主体者を見ると、着想はよいのですが、表面的なことに終始していて、あまりお勧めできるような団体がありません。
室内環境は、とても大事なのですが、この問題の本質は、そこにはありません。
すくわくハウスでは、その大事な本質を見据えながら、アレルギーで大変な想いをされている方々へ、よりよい生活をしていただけるよう、一歩ずつですが、前に進んでいきたいと思います。
家のいろんな箇所に採用する自然素材。
その全てが、万人に合うというわけではないのですが、新建材に比べると、その素材が作り出す空気は、明らかに違います。
それら素材を採用することで得られる効果の一つとして、湿度をコントロールしてくれるという調湿作用があります。
素材ごとの調湿作用は、試験等でわかったりするのですが、実際の家に採用してどうなのか?は、なかなかわからないですよね。
私自身、体感として、漆喰+無垢フローリングの家では、明らかに、湿度が違うという感覚は持っています。
ただ、それを実際の数値として把握して、説明するために、現在、二つの家で温湿度計を設置して変化を見ています。
実際、比べてみると、結構違ったりします。
梅雨時期の湿度変化をみると明らかなんです。
湿度がコントロールされていると、体感温度も違ってきます。
それが、快適さにつながっていきますよね。
今度は、冬の乾燥状態の中で、どう推移していくのか。
数値を見ながら、確認していきます。
新建材と自然素材。
その違いは歴然です。
素材にも、きちんとこだわっていきたいですね。
内部の出入り口を仕切る、内部建具。
各主要メーカーでは、表面に本物さながらのプリントを施したシートを張り付けたタイプが多く見られます。
合板下地になっているフラッシュドアと言われる種類になります。
体に優しいという視点から考えると、合板を採用している時点で、あまりよいとは言えません。
さらに、表面のシートは、時間とともに劣化していくだけ。
そこで、すくわくハウスがお勧めするのは、建具屋さんが製作する、無垢の素材を使った建具です。木の目をきちんと読み切って、適切な箇所に適切な素材を採用してくれますし、接着剤をほとんど使わないことも可能なんですよ。
こちらであれば、経年で劣化していくのではなく、深みが出てきて、家族と一緒に年を重ねていける建具になります。
体に優しくて、長持ち。
いいですよね。
もうひとつ。無垢材だからといって、木のまま採用する必要はありません。
天然由来の塗りつぶし塗装(たとえば、オスモ社の「オスモカラーウッドワックスオパーク「日本の色」」)を採用すれば、内装に合わせた雰囲気で、しかも、体に優しい建具が実現できます。
体に優しくて、しかも、きちんと自分らしさが実現できる。
そんな家創りをサポートしています。
ミニマルなデザイン。
わかりにくいのですが、余計な装飾をそぎ落としたデザインのことです。
このキッチン。
よくみてみると、凹凸が少なくて、要素も最小限ですよね。
いくら自然素材を採用するといっても、コテコテと凹凸があることで、埃がたまりやすいのは、体に優しいとは言えません。
埃がたまりにくかったり、掃除しやすかったりは、とても大事な要素。
それに加えて、いわゆる天然木の家といったナチュラルな雰囲気に限定されない、こういったスタイリッシュな雰囲気も、創りだすことは可能なんです。
体に優しい家。もっと、もっといろんな表現を取り入れて、自分らしい家を手に入れていただきたいです。
そんな家創りをサポートしています。
こちらで、いろんな内装材をご紹介してきています。
今日は、その中でも、独自のポジションを築いている素材、「シラス」です。
「しらす」といっても、食べ物ではありませんよ(笑)
ここでいうシラスは、九州南部に分布する軽石や火山灰のこと。
マグマは岩石になる前に粉末になったものというとわかりやすそうです。
それがどうしたの?と聞かれそうです。
その火山灰を利用して、内装仕上げとして採用しています。
「高千穂シラス」という会社が取り扱っています。
天然素材であること、調湿・消臭作用があることから、
漆喰同様、体に優しい素材の一つとして有効だと言えます。
漆喰とは違って、ざらざらとした質感がお好みの方には、
こちらがお勧めです。
なかなかいい素材ですよ。
今までに、いろいろご紹介してきた断熱材。
壁の中にあるとはいえ、きちんとその性能や成分を知っておきたいところです。
今日ご紹介するのは、木材を使った断熱材です。
原料は不純物のない北海道産バージンチップ。
ホルムアルデヒドやVOCを使わずに成型された素材です。
グラスウールと同じ程度の断熱性能を持っています。
もうひとつのポイントは、調湿作用があることです。
調湿作用のある断熱材として、セルロースファイバーもありますが、きちんと成型されているという意味では、工事上はとても有利ですし、埃というデメリットは解消できます。
体に優しい断熱材として、とても有力な候補の一つと言えます。
いろんな断熱材がありますので、いろいろ比較しながら、最適なモノをセレクトされるとよいですね。
以前より、体に優しいキッチンということで、いろんなメーカーを紹介してきました。
合板を一切使用せず、無垢材だけで構成されたキッチン。
ホーローで仕上げたキッチン。
ステンレスで仕上げたキッチン。
いろいろとあります。
そんな中でも、EIDAIのキッチンは、とてもユニークです。
画像のキッチンは、オールステンレス。
大手のメーカーということもあって、その完成度はなかなかよいんです。
ステンレスという素材もよいのですが、下部が開放されていることも魅力の一つです。
キッチンの下部分をきちんと掃除できて、清潔に保つことができますよね。
とてもよく考えられています。
このほかにも、独自の視点に立ったキッチンがあります。
それは、後日ご紹介しますね。
こういった大手のメーカーが、きちんと商品を構成してくれると、
より割安に、いいモノを取り入れることができます。
その姿勢が素晴らしいですね。
体に優しい暮らしを実現するために必要なことの一つとして、家の断熱性能があります。
きれいな空気が流れていたとしても、温度や湿度が安定しないと、快適には程遠くなってしまいます。
断熱材は、いくつか種類がありますが、こちらでも、何度かご紹介してきました。
そんな中で、ひとつ気になる断熱材をご紹介しておきます。
実は、画像は、パック状になった、セルロースファイバーという断熱材です。
他と違って優れているのは、調湿作用があることです。湿気をコントロールしてくれるのは、とてもユニークです。
いままで、セルロースファイバーというと、現場で吹き込みをするものがほとんどでした。
アレルギーという視点から考えると、この吹き込みが難点。吹き込む時、そして、吹き込んだ後、それが、少しでも家の中にあると、「埃」になるんです。
「埃」は大敵ですよね。
いい材料なのに、難点がある。
それを回避するために開発されたのが、写真の製品。
単純なのですが、セルロースファイバーをパックに詰めただけ。
それだけなのですが、現場で吹き込まない分、埃の出る可能性はずいぶんと低くなります。
万全というわけでもないのですが、とてもいい一歩を踏み出したように思います。
ぜひ、今度採用をしてみたいと思います。
※興味のある方は、画像をクリックしてみてください。
先日、撮影した竣工記念写真を、お客様へお渡しした家のワンショット。
杉の無垢フローリング、ルナファーザー+デュブロン(紙クロス+自然塗料)の壁と天井、
そして、無垢の材料を使ったダイニングテーブルやチェア、リビングボード等。
ナチュラルな雰囲気ながら、いわゆる「無垢の家」といったデザインにはしてません。
自然素材で出来上がったこの家は、とてもきれいな空気に包まれています。
もう一点。
とても大事な要素として、地熱を利用した、全館換気システムを導入していることです。
この全館換気によって、常に空気が動いていて、新鮮な空気に包まれるんです。
本当にきれいな空気の家は、自然素材だけでは実現できません。
もっと、もっといろんな要素を組み合わせることが大事なんですよ。
表面的ではなく、もっと深くまで追求した、家創りをしています。
先週の週末に、「健康に暮らすための住まいの勉強会」というセミナーが開催されるということで、参加してきました。
すくわくハウスが目指す、体に優しい住まいと、どんな違いや共通点があるのかを確かめるためです。
共通点はありませんでした。
この勉強会が目指しているのは、既存の住まいで、断熱性能を上げて、暑さ、寒さを軽減するという側面でした。
もちろん、暑さ、寒さの解消は、快適性の一要素なのですが、全てではありません。
もっと、根本的な問題があるんだと感じました。
唯一気になったのは、建築業界と医療業界が国レベルで協力関係を創り上げていること。
住まいの問題は、建築業界だけでは、限界があります。
いろんな業界の方々が力を合わせて、進めていくことが重要なんです。
それは、日ごろ、すくわくハウスでも考えていることです。
少し当てが外れてしまいましたが、ある意味、いい気付きを得られましたので、それはそれですね。
前回、ご紹介した、「かびんのつま3」。
昨日、じっくりと時間を確保して、読んでみました。
壮絶なストーリーになっています。
詳しくは、本書に譲りますが、より化学物質過敏症が悪化していったり、田舎へ行こうにも、移動手段に困ったり。
化学物質だけでなく、光や電磁波等、いろんなものに過敏になってしまいます。
一番のポイントは、化学物質過敏症への理解が必要なこと。
本書でも、その重要性を訴えています。
その理解のなさや無関心が、こういった方々の居場所を奪い取ってしまうんです。私は理解する側の人間でありたいと強く思いました。
もうひとつは、シックハウス症候群から化学物質過敏症へ進行する方も多いということ。
過去に新しい家に住んだことのある方は、その可能性を秘めています。
この本をきっかけに、もっともっと理解が深まっていくことを願っています。
先月末に発売された、「かびんのつま」第三巻。
やっと購入できました。
明日には、到着予定なので、愉しみです。
このマンガ。
実際の話をもとにしています。
とある女性が、化学物質過敏症を患っていくまでの話から、過敏症になってからの生活の大変さが、とてもリアルに表現されています。
第二巻では、もう街中で生活をしていけないということで終わっていました。
その後、どうなるのかが、とても気になっていました。
化学物質過敏症自体、それに関わる医師も多くなく、社会的な認知も低いのが現状です。
この本を通して、その認知度が上がることにつながるといいなと思っています。
そんな方々が、少しでも快適に暮らしていけるような家創りをしていければと思います。
先日、岐阜県で活動している、「あさてる建築」の新しい事務所へお邪魔してきました。
実は、この工務店は、「杉と漆喰の家」を工事してくれた会社です。
確かな技術と誠実さが魅力です。
その新事務所。
とてもいい空気が流れていました。
床にはナラの無垢材、壁には珪藻土、木部には、自然塗料のオスモを塗布していました。
不思議だったのは、外気が33°ほどある昼間で風もなく、しかもエアコンも付けず。
そんな中でしたが、とても涼しかったことです。
杉と漆喰の家もそうなのですが、自然素材のおかげもあって、湿度がうまく調整されているんだと思います。
あまり居心地がいいこともあってか、数時間過ごしてしまいました。
こういった、誠実で技術のある工務店が、もっともっと活躍できる場があるといいなと思いました。
昨日(8/23)に、高知新聞で取り上げられた記事。
をシェアします。
大変な想いをされている方々がいらっしゃいます。
こういった勇気ある行動に共感します!
化学物質過敏症への理解が深まっていくことを祈念しています!!
先日、換気は大切というお話をさせていただきました。
給気と排気を機械で行う、全館換気がよいのですが、
天井内にダクトという空気を流す管が通せないような場合は
導入が難しくなります。
そんな時には、こちらのタイプがお勧めです。
一台で給気と排気をしてくれるタイプ。
一部屋単位での設置も可能ですが、ダクトが必要ないことと、
複数台設置すると、空気の流れを計画的に創りだせるのは
メリットの一つです。
状況に応じて、セレクトしていくとよいですね。
ただ、理想は、先日お伝えしたカタチといえます。
家や予算に応じて、最適なカタチを採用していくとよいでしょう。
そもそもですが。
アレルギーの方々の家には、換気がとても重要です。
素材を厳選して家創りをするのも大事な要素ですが、外から持ち込まれた花粉や粉じん等を自然素材だけでは取り除けませんよね。
以前、換気には、大きく3つの方式があることをお伝えしました。
→詳しくは、こちら
こちらでも書いていますが、第一種換気がお勧めです。空気の取り入れも、排出も機械によるものです。
よく、「自然の通風」を意識するような断面を見かけますが、風のない日には、通風が取れませんし、ましてや花粉等のアレルギーがある方が、外気を取り入れるというのも考えにくいですので。
第一種換気の中でも、熱交換のできるシステムの導入がお勧めです。
外気をそのままの温度・湿度で取りこまず、適切にして取りこめることが、大きなメリット。
熱交換の効率がよいタイプをセレクトできると、財布にも優しいですね。
ドイツのスティーベルというメーカーが、かなりの熱交換率の機器を発売しています。
詳しくは、上記の画像をクリックしていくださいね。
空気のながれ。とても大切です。
住まう方に合わせて最適な、空気の流れを提供していきます。
先日ご紹介した、紙クロスとオークの家。
こちらで採用している紙クロスは、東リというメーカーが出している商品です。
(詳しくは画像をクリックしてください)
国内には、いくつか壁紙を取り扱うメーカーがあるのですが、紙クロスをここまで商品化して扱っているのは、こちらのメーカーだけ。
そもそも紙クロスは、ビニルに比べて、汚れが付きやすい。それを軽減するため、湿気の流れを阻害しないよう、撥水剤を塗布しています。
もちろん、その効果は永久ではありません。
ただ、その紙クロスを採用することで、得られる効果は、絶大です。
湿気をシャットアウトしてしまうビニルでは感じられない空気の質があります。
このメーカーのチャレンジで大事なのは、主要メーカーが採用していること。
どうしても高くなりがちな紙のクロスを、手の届きやすい価格帯で取り入れることができるのは、大きなメリットになりますね。
もっと、もっと紙クロスの良さが認知されて、ビニルクロスに代わる素材として一般的になるといいなと思います。
体に優しい環境を創りだすために。
先日、こちらの家へ、竣工記念写真をお渡しするため、伺いました。
オークと紙クロスをふんだんに使った家です。
引越しされて、数か月。
竣工時にはさっぱりしていた家ですが、家具等が入って、いい雰囲気です。
久しぶりにお邪魔したのですが、
やはり空気が柔らかい。
ビニルのクロスやシート貼りの床材では、ここまでの空気の柔らかさは実現できなかったと思います。
そして、こちらの家では、地中熱を利用した全館換気システムを採用しています。
自然素材だけではなく、空気が流れる仕組みを組み合わせることで
驚くほど、空気のきれいな家は実現できるんです。
御一報いただければ、体感も可能ですよ。
ぜひ、この空気感を感じていただきたいです。
先日、このチラシの講演会へ参加してきました。そう。内海聡先生の講演会です。
250人収容の会場は、満席!!
私もキャンセル待ちをしていて、手に入れたほどです。
食生活から住まい、そして、薬剤や医療の裏側に、鋭く切り込む内容でした。
力強くというよりは、さらりと強烈な内容を話されていく感じでした。
無意識のうちに、身の回りには、体に優しくないモノで溢れてしまっています。
それが結果、病気として発症、その対処も悪循環になっているという内容で、それを、国家レベルが主導している(!)というところまで落とし込まれていました。
たしかに、私が専門としてる住まいの側面でも、早く安くを優先したがために、体に優しくない新建材が溢れかえっています。それは、ある意味、国のレベルでの方向付けがされていることを考えると、他分野でそういったスタンスがあってもおかしくないと思いました。
考えてみると、すくわくハウスのアドバイザーでもある、磯崎さんが関係して開催している、
ナチュラルハーモニックプランツの河合さんが主宰しているセミナーと共有する内容。
捉え方によっては、とても大事なことを医者の視点から指摘している方でした。
だからといって、スパッと現代社会から距離を置くこともできません。
現在置かれた状況の中で、しっかりとした自分なりの基準を持って、
日常を過ごしていくことが必要なんだと思います。
その住まいの側面を、すくわくハウスでは、フルサポートしていっています。
ついつい写真を撮り忘れてしました。。
昨日は、月に一度開催している、アドバイザーの福田さんとの勉強会でした。
先日開催された、愛知サマーセミナーについての意見交換からスタート。
今回、参加したことが、とても大きな意味を持っていることに
改めて気付かされました。
それと、今後、どんな展開をしていくのか。
サマーセミナーで気付いたことを取り入れながらも、
すくわくハウスとして、ナイトウタカシとして、
何のために、どういう形で、アレルギーの方々をサポートしていくのか。
そのためにどんな資質が必要なのか。
もっとハッキリとしたヴィジョンを持ち、志を高く、
本当の意味で、アレルギーの方に寄りそいながら、
住環境を改善していく姿勢が求められます。
もっと、もっと深く考えて、枠組みを構築することが必要だと
改めて感じました。
焦らず、じっくりと、一歩ずつ進めていきます!!
ほんと、素晴らしい勉強会に感謝ですね。
先日、設計に関わらせていただいて家の竣工記念写真を撮影させていただきました。
引越しが済んで、落ち着いた日常を過ごされていて、すっかりお客様の家の空気になっていました。
その中でひとつご紹介。
写真は、インド綿のカーテンです。
クローゼットにドアではなく、カーテンを採用しています。
実際に拝見すると、使い勝手はとてもよかったです。
それともう一点は、インド綿を採用していること。
こちらの家創りでは、杉の無垢フローリングや紙クロス等、体に優しい素材を採用しているのですが、カーテンにもその辺を意識的に採用していただいます。
カーテンは、家の一部でありながらも、竣工後にお客様が用意される機会が多い。
せっかく家を構成する素材をこだわっても、こういった備品が化学繊維というのもさみしいですよね。
ちなみに。インド綿を採用していただいていましたが、一言。
「洗ったら縮んじゃって」
自然な素材だからこそ、そういったことがあってもいいんです。
化学繊維は、洗うたびに劣化していきますが、自然素材は縮んだりはしますが、それが「味」になっていくんです。
体に優しく、「味」になっていく家。そんな家創りをサポートしていきます。
こちらの家創りでは、合板やプラスティック素材を使わない方針でした。
そんな中で、いろんな側面から調査して、結果実現したキッチン。
タカラのホーローキッチンとNASのステンレスキッチンのコンビネーション!
いずれも、合板類を使っていないという意味では共通しています。
実は、ステンレスキッチンというと、クリナップをイメージする方が多いのですが、
引出しの面材の下地や、底板の下地がステンレス以外の素材だったりするんです。
シックハウス症候群や化学物質過敏症の方には、こういった素材から出来ているキッチンがお勧めですね。(無垢材のキッチンですと、樹種によって合う合わないがありますので)
こちらでコンビネーションにした理由は、見た目ではありません。
全部タカラでと思ったのですが、上面操作のビルトインガスコンロを取りつける
キャビネットがなかったためなんです。
タカラは、ある意味、規格がきちんと構成されすぎていて、自由度に欠けます。
その辺をNASで補った形になります。
体に優しいとしても、使い勝手が伴わないと、いい家創りとは言い難い。
その辺は、臨機応変に、いろいろと組み合わせながら、実用性も含めて
ご提案していけます。
もっと、自由に。
愉しい家創りをしていただけるように。
座布団というと、布でできたイメージですよね。
そんな中で、美濃の手漉き和紙を使った座布団があるんです。
その素朴な風合いが、何とも魅力的です。
調湿作用があるので、夏の時期には、さらりとした肌触りが心地よい。
柿渋を使うことで防水性をたかめているのも特徴ですね。
しかも、洗濯できてしまうんです。
この季節だけ、こんな和紙を使った座布団をつかってみるのも良さそうです。
先週末に、二日間、愛知サマーセミナーへ参加してきました。
一日目は、すくわくハウスのアドバイザーでもある、福田さんの講座。
「シックハウスから、からだにやさしい住まいへ」というテーマ。
シックハウスという言葉自体は、すでに社会的な関心が低くなっています。
国の施策で、いろいろ解決されて、シックハウスがなくなったかのように見えます。
実は違います。
シックハウス症候群、化学物質過敏症、その他アレルギーの方々は、
まだまだいらっしゃいます。
誰にでも発症の可能性があるということを考えますと、今後増えていくことも
予想されます。
そういった状況に対して、福田さんは警笛を鳴らしています。
10年以上にわたって、このテーマで講座を開かれて、
それを継続的に伝え続けています。
発症されている方に何ができるのか。
発症しないようにするには、どうしたらよいのか。
すくわくハウスとしても、それを真っ正面に受け止めて、
今後の活動に取り入れていきたいと、改めて思いました。
少し長くなりましたので、二日目については、また次回。
桐材と羊毛。
二つの自然素材を組み合わせることで、とてもユニークな素材を創りだしています。
※詳しくは、画像をクリックしてください※
桐材の肌触りのよさ、調湿効果等を生かしながら、
羊毛を取り入れることで、断熱性を上げる。
とても面白い発想ですね。
この素材を使って、畳のような床材や、家具を製作しています。
特に、家具の中でも椅子に使うと、とても良さそうですね。
体に優しい家具になります。
こちらの会社は、デザインも秀逸です。
一度ご覧いただければと思います。
漆喰の話。
先日、漆喰をこよなく愛する職人と話をさせていただきました。
いろんな漆喰について資料をお持ちしてお話をと思ったのですが、
少し違った話となりました。
ポイントは、体に優しいこと。
つまり、接着剤(樹脂)が入っていないことが大事という視点。
その判別方法は、その素材を手にとって粘土のように練っていきます。
接着剤が入っていない漆喰は、最後粉になるのですが、それ以外は、樹脂が残る。
あと。
漆喰は、ビニルクロスのような素材には直接塗りつけることができないそうです。
ビニルには付着できない。仮に塗りつけても、岩のように堅くなる漆喰はクロスとの相性が
よくなくて、割れて落ちてくる可能性が高いそうです。
ビニルクロスに直接塗れる漆喰は、接着剤が混ざっていることが多いそうです。
いろんなメーカーが、いろんな国の漆喰を出していますが、
上記の判定で、樹脂が混ざってなければ、材料の違いはあるものの、基本的には同じで、
体に優しい。
後は、使ってみて、香りがどうなのか等を確認しながら、採用していくのがよいとのことでした。
これから、いろいろ試してみて、体に優しい漆喰を探して特定しておきます。
こういった職人の方の話は、とても勉強になりますね。
実は先日、住宅展示場へ行く機会がありました。偶然にも、某天然素材住宅のモデルハウスがあって、体感をしてきました。
「シックハウスの方、アレルギーの方、ぜひ一度ご体感ください。自信あります!」
玄関先に、そんな記載もありました。
体感した、率直な感想は。。
入った瞬間に、何かの香り。最後まで特定はできませんでしたが、あまり好ましい香りではありませんでした。
建物を構成する素材には、こだわっているようでしたが、造り付けの家具には、普通に合板が採用されていたり。家具の近くにいくと。。わかりますよね。
他社のことは、その辺にして、ひとつ思ったことは、漆喰について。
オリジナルの漆喰を全面に採用されていました。
今まで、漆喰と名のつく素材をいくつか採用してきました。
スイス漆喰、ドイツ漆喰、スペイン漆喰、チャフウォール等など。
何がどうなのか。改めて考えることが必要だと感じたんです。
そこで、今週、漆喰を大事にしている左官職人の方とお会いする約束をしました。
直接いろいろ伺って、何が、どうなのかをハッキリとしてきます!
こうご期待!
梅雨の真っただ中。真夏日が続いています。
クーラー。
もいいのですが、扇風機というのも一つの方法ですね。
扇風機でオススメなのは、ダイソンの空気洗浄機ファンです。
詳しくは画像をクリックしてくださいね。
通常の空気清浄機ですと、空気をきれいにするだけなのですが、
それに扇風機機能を合体しています。
きれいな空気が風になるのは、とてもよい発想ですよね。
この広告で気になるのは一点。HEPAフィルターでは、浮遊物は除去できますが、
ニオイの除去は難しいですかね。
そこを差し引いても、とても魅力的な「扇風機」だと思います。
先日ご紹介した「愛知サマーセミナー」。
(詳しくは画像をクリックしてください)
アドバイザーの福田さんが講師をされる講座があることをお伝えしましたが、それ以外にも魅力的な講座満載です。
すくわくハウスとしては、その中でも、
注目しているのは、松永先生(医師)の「アトピー性皮膚炎最新情報」です。
アレルギーにとてもお詳しい先生の講座ですので、聞かない理由はありません。
いろいろと勉強してこようと思います。
興味のある方は、ぜひぜひご参加くださいね。
先日、すくわくハウスの強力なアドバイザーである、福田さんとの勉強会へ行ってきました。(勉強会といっても、私と福田さんのワンツーマンですが)
ほんと、勉強になりますね。
アレルギーの方へのサポートとして、衣食住という側面も大事だが、医療も大事。
だから、医衣食住の側面から考えなくてはいけない。
ほんとですね。いろんな方々と連携しながら、サポートが必要なんだなと改めて気づくことができました。
こちらのチラシ。
7/18~20にかけて、名古屋で開催されるイベント「サマーセミナー」。
いろんなジャンルの方々が、講師としていろんな講演をするんですよね。
福田さんは、こちらで二つの講座を持っていて、お話させるそうです。
愉しみです!!
とある家創りで、竣工後にお邪魔した時の話です。
こちらの家は、杉の無垢フローリングやルナファーザー+デュブロンという自然素材を積極的に採用した家なんです。
そんな中で、トイレは、汚れた時に、さっとふき取りたいという清掃性を優先して、ビニル素材の床、壁、天井を採用しました。
確かに清掃性はよいということはよかったのですが、竣工してから、ある程度の期間、接着剤の香りが充満していたそうです。
他の場所にそういった香りがないので、より感じたんだと思いますが、その違いは明らかだったそうです。
こちらのお客様は、アレルギー等をお持ちでないため、まだよかったのですが、シックハウス症候群や化学物質過敏症の方だったとすると、大変なことだったんですよね。
F☆☆☆☆だから大丈夫。そんなことは明らかにないんだということを、実感として持つことができました。
体に優しい家。家はずっと家族が生活していく場ですので、きちんとした素材、工法をセレクトしていくことが、とても重要なんです。
そんな家創りを、すくわくハウスでは、サポートしていきます。
梅雨のこの時期は、湿度が高いので、注意が必要です。
カビやダニの発生の可能性が高くなるためです。カビやダニは、アレルギーの方にとっては大敵ですから。
湿気対策は大事です。
ただ、どう対策するのか。
家創りという視点から考えると、空気の流れる仕組みも重要なのですが、もっと大事なのは、内部の仕上げなんです。
こちらの家は、床に無垢の杉フローリング、壁天井を漆喰で仕上げています。
こちらで、梅雨時期に打合せをしたことがあるのですが、明らかに体感が異なります。
そうなんです。
よく、「調湿」という言葉を耳にしますが、明らかに、こちらの家は、調湿してくれていました。
計測しなかったので、きちんとお伝えできませんが、明らかにカラッとしています。
湿度が調整できると、快適さはもちろん、カビやダニの発生が抑制できます。
この組み合わせがベストということではなく、ビニルではない、調湿してくれる内装仕上げを採用することをお勧めします。
何だか、とても普通な感じの画像ですね。
実は、こちらは、「さらり畳」という製品の写真なんです。
さらり畳の畳床は、伊藤園「お~いお茶」の茶殻リサイクルシステムから誕生したお茶配合ボードを採用している畳で、エコであることと、お茶のカテキンによって消臭・殺菌効果に優れていると言われています。
畳にお茶。
不思議な組み合わせですが、消臭、殺菌効果が見込めるのであれば、化学薬品に頼らなくてよいので、よさそうです。
興味のある方は、画像をクリックしてみてください。
桐。
というと、タンスを思い出される方が多いと思います。
調湿作用があって、気密性がよくて、燃えにくい。特に、調湿作用があるのは、よいですよね。
これを家に採用しようと思うと、いくつかハードルがあるんです。
とても柔らかい素材なので、傷が付きやすいんです。ただし、柔らかい素材なのですが、強度は確保できるんですよね。
一番適切な使い方とすると、画像のように、ウォークインクローゼットの中がお勧め。
調湿作用があるというメリットは活かしつつ、お客様が入ってくる場所ではないので、多少の傷も気になりにくいですからね。
床壁天井も調湿作用のある素材を組み合わせれば、最強のクローゼットになりそうです。
詳しく知りたい方は、画像をクリックしてみてください。
ウッドデッキ。
リビングから同じ高さで広がっていくイメージに憧れますよね。
ただ、杉をそのままにしておくと、腐食していってしまいます。
パッと思いつくのは、塗装ですよね。
天然由来の塗装もたくさんあるのですが、何年かに一度は再塗装が必要になったりします。
より強い塗料は長持ちしますが、防腐剤が入ったりしていて、体に優しいとも言い切れません
。
そんな時には、ウッドロングエコという酸化鉄・樹皮・ハーブなどの天然成分を使用した木材保護保持材がお勧めです。
詳しくは、画像をクリックしてください。
ウッドデッキで寝転がりながら、日光浴。
そんな肌に直接触れるところだからこそ、体に優しい素材を採用していきましょう。
バターミルクペイント。
建築や家具の着色に使用する、水性の塗料です。
名前からしても、何だか体に優しそうですよね。
オールドビレッジ社は、1816年創業のアメリカの企業で、健康への配慮から、アメリカだけでなく世界中から取り寄せた自然の顔料を使用した人と環境に優しい塗料を扱うメーカーです。
原料には、石油化学物質・有機溶剤・鉛類・有毒な添加物等は含まれていません。
ミルクガゼイン(牛乳由来のたんぱく質)、石灰、顔料(石油から精製されたものではなく、自然界のもの)が主成分。
塗りつぶしたようなカントリー調に仕上げたい時には、とても重宝します。
インターネットでも気軽に手配できるので、家具をちょっと着色してみようと思ったら、購入して、塗装にチャレンジしてみるのもよいですね。
手軽なのに、きちんと健康への配慮がしてあるというのは、魅力的ですね。
壁に使う素材として、漆喰もお勧めなのですが、もう少し手頃な感じで考えますと、紙を使った壁紙があります。
こちらで、何度かご紹介してきた、東りの紙クロス、木チップの入ったルナファーザーが使い勝手もよいですね。
実は、紙の壁紙というと、「和紙」もありますよね。
和紙の壁紙というと、45cmほどの大きさを張り合わせていくことが多くて、見た目がパッチワークのようになります。
しかし、普通の壁紙のように扱える、ロール状の和紙壁紙があるんです。
(詳しくは画像をクリックしてください)
和紙独特の風合いを感じながらも、継ぎ目が少ない壁を実現できます。
しかも、紙なので、調湿作用は抜群で、強度もよい。
一度検討してみてはいかがでしょうか?
家具を購入する時に、このマークをご覧になったことはありますか?
実は、こちらは、社団法人 日本家具産業振興会が指定している、「室内環境配慮マーク」なんです。
法人が自主的に設定しているマークなんですが、ほとんど目にしたとがないかもしれません。
造り付けの家具については、建築基準法での規制があるのですが、持ちこむ家具については、シックハウス対策への法規制がない状況です。
先日ご紹介した、お客様も感じられたのですが、東京都では、以前こんな調査があったりしました。→こちらへ
あまり好ましい調査結果ではないですよね。
いくら見た目がよくても、体への影響があるかもしれないのではいけません。
家具にはそういった規制がないということを、
きちんと理解していただいた上で、家具を購入する際は、気を付けていただけるとよいでしょう。
創り手優先ではなく、使う方優先の安心で安全な家具が、当たり前になるとよいですね。
先日、博多区役所から、こんなお知らせがありました。
なぜ、このタイミングなのかはわかりませんが、
こういった情報を、市町村が提供しているというのはよいと思います。
ただ、内容は。。大雑把な印象はぬぐえませんが。。
シックハウス症候群の方々が、安心して、快適に暮らしていける家、
さらには、社会を創っていけるといいなと思います。
家を建て替えされる方の中で、それを機会に家具を買い替えることがよくあります。
その場合、とても注意が必要です。
実は、先日、3月末に竣工した家へお伺いしました。
無垢のフローリング、リノリウム、紙クロスといった自然素材の採用と全館換気システムを導入した、とてもいい空気の流れる家です。
引越しされて住み始めているのですが、一部家具を新調しています。
特に気になったのは、主寝室のチェスト。
朝、起き上がると、なんとなく鼻がむずむずするそうです。この家具を設置し始めてから。ここからの接着剤の香りに反応されているようです。
おそらく、材料は、F☆☆☆☆を使っていると思うのですが、家具については、法規制が適用外になっているので、ハッキリと明記もされていないのが現状です。
家にこだわるのも大事なのですが、そこに置かれる家具についても、慎重にセレクトしていきたいですね。
すくわくハウスでは、そんなところも一緒に寄りそって関わっていくスタンスです。
新築ほどの予算はないのですが、将来を見据えて、家を新しくしたい。
そんな時は、リフォームがよいですよね。
自分に合った素材、空気の流れる仕組みを選定して、取り入れることは可能です。
ただし。
気を付けなくてはいけないことがあります。
いくら表面をきれいにしたとしても、壁や床の裏までは、取り換えができないことです。
建設されてずいぶんと時間が経過した家であれば問題ないのですが、10年くらいの家ですと、シックハウスという言葉浸透しておらず、素材や接着剤への揮発性有機化合物の使用に規制がなかったころの建物になります。
10年もたてば、揮発している可能性もあるのですが、壁に囲まれていた部分は、十分に揮発できていないことも考えられます。
リフォームですと、骨組みを取り変えるわけにもいきませんので、その辺は慎重な対応が必要になってきます。
体に優しいという視点からのリフォームの場合、表面的なことだけでなく、いろんなことを総合的に考えながら、進めていくことをお勧めします。
床に使われる素材というと、いろいろあります。
無垢のフローリング、合板のフローリング、ビニル素材のタイルやシート、リノリウム、タイル、石等。
自然素材という側面から考えると、無垢のフローリング、リノリウム、タイル、石となります。
そもそも、樹脂系の素材は、表面はきれいなのですが、接着剤や素材自体のことを考えると、体に優しいと言えませんので、お勧めはしていません。
自然素材だから全てがいいのか。
そうとも言い切れません。
無垢のフローリングでも、檜や杉の香りに反応してしまう方がいらっしゃったり、タイルや石、無垢フローリングですと、目地ができるので、そこに埃がたまりやすいということで、ハウスダストに反応してしまう方には、あまり適切ではありません。
何を優先して選定しなくてはいけないのか。
何を選定してはいけないのか。
どんなアレルギーをお持ちなのか、何が適切なのかを、じっくりと比較検討しながら、その人にとって最適な素材を一緒にセレクトすることが必要だと考えています。
そんなじっくり腰を据えた家創り。大事にしていきたいです。
昨日、整理収納アドバイザーの小川奈々さんとお話させていただきました。
詳しくは→「感動の整理収納」
すくわくハウスが、何を目指しているのか、整理収納アドバイザーの協力がなぜ必要なのかから、小川さんの整理収納に対する考え方等、いろんな話を伺いました。
なぜ、小川さんが整理収納アドバイザーになったのかを伺って、すくわくハウスに、ぜひともご協力いただきたいと思い、それを伝えた結果、今後、強力なパートナーとして関わっていただけるとのお言葉をいただきました。
モノの収納しやすさは、掃除のしやすさにつながって、それが、埃の溜まりにくい環境へとつながっていくことを考えると、小川さんの存在は大きいです。
アレルギーの方々が、安心して、快適に過ごしていける家創りを目指して、邁進します!
先日、3か月ほど前に竣工された家に伺って、いろいろとお話を伺ってきました。
竣工当時とは違って、お客様らしい空気の流れる、快適な住まいになっていました。
こちらの家では、杉の無垢フローリングや紙のクロス、デュブロンという自然系の塗料、地熱を使った全館換気等を採用していることもあって、とてもいい空気が流れていました。
そんな中、とても貴重なお話を伺えました。
主要な部屋は、上記の仕上げを採用していただいたのですが、汚れが付きやすいトイレや洗面の壁にはビニルクロス、床には、ビニルシートを採用しています。
ビニル系の素材を使っているトイレでは、ツンとするような香りがするとのこと。
F☆☆☆☆の材料を採用しているものの、やはり、どうしてもそういった香りが残ってしまうんだなぁと改めて感じました。
特に、こちらの家では、自然系の素材が中心で、部分的にビニル系素材を採用したこともあって、その対比が感覚的にわかりやすかったんだと思いますが。
時間とともに、揮発していくので、香りは軽減されていくのですが、
やはり、アレルギーの方へのビニル系の素材の採用は、控える方がよいと痛感しました。
住まわれる方に最適な素材を、慎重に、一緒に選定していくことが重要です。
すくわくハウスでは、そんな家創りを全うしていきます。
ここ最近、歯が痛かったこともあって、歯医者へ通っています。
そんな中、先生と話をしていたところ、歯磨き粉の話題になりました。
歯磨き粉というと。、ミント系の爽やかな香り(?)はするものの、体に優しい感じは全くありません。
そんな中でも、こちらの「オーラルピース」は、自然由来の原料で出来ていて、誤飲しても問題のない歯磨き粉なんだそうです。
(詳しい内容は、画像をクリックしてみいていください)
こういった、日常で使用するモノでも、体に優しいモノが開発されて、商品化されていることは、とて嬉しいことですね。
歯磨き粉がなかなか使えない方は、一度手にとってみてはいかがでしょうか?
家に住まうのは、人だけではありません。
そう。モノも一緒に暮らしますよね。
モノが室内に溢れかえってくると、どうしても、掃除が行き届かなくなって、結果、埃がたまる状況を創り出してしまいます。
埃は、アレルギーの方にとって、好ましいものではありません。
埃がたまらない状況を完全に創るのは、不可能に近いと思います。
そこで大事なのは、掃除のしやすい環境にしておくことです。
素材はもちろんですが、それだけではだめですよね。
掃除がしやすいということは、モノの居場所がハッキリしていて、きちんと整理されていることが大事です。
整理整頓しながら収納をすること。収納しやすい家をつくること。
すくわくハウスは、そんなことも大事にした家創りをしています。
建築の法律では、24時間換気が義務付けられています。
シックハウスが社会問題になった際、揮発性有機化合物を排出することが主目的で制定されました。
大きく3つの換気方法があります。
機械を使うのか、自然に任せるのかで違います。
住宅でよく採用されるのは、第三種換気です。
給気は孔から自然に、浴室等の換気扇から機械で排出するというシステム。
その理由は、コストが安いからです。
いずれにしても、自然に頼る第二種、第三種の場合、室内の暖かい(涼しい)空気を外へ排出してしまうのが難点で、快適とはいえません。
機械だけといいながらも、部屋単位で給排気をしてしまうシステムでは、居室でない廊下等は新鮮な空気が行きわたりません。
そこで、お勧めなのは、第一種換気で、しかも、全館換気です。
いつも新鮮な空気が入ってきて、家中をむらなく行きわたって、室内で汚れた空気を機械で排出します。
全館換気のできるシステムは、いろいろあります。
住まわれる方の個性に合わせて、最適なシステムを導入することで、アレルギーの方でも安心して暮らしていける家を提案していきます。
壁や天井の内装仕上げ。
漆喰といった塗り壁もよいのですが、そこまでコストが掛けられないという方にお薦めなのが、紙でできた壁紙です。
以前までは、紙のクロスというと、45cm角くらいの和紙を張り重ねていくか、ドイツ製木チップ入りのルナファーザーといったセレクトでした。
東リという主要メーカーが、出しているんです。
色や表情も、いろいろとセレクトできるので、ワクワクした家創りにつながりそうです。
アレルギーの方でも、体に優しく、そして、ワクワクできる家創りをしていただけるよう、サポートしていきたいと思います。
前回途中で終わってしまったので、その続きです。
自然塗料の発色(着色)について。
リボス社の塗料では、塗布して、刷毛で延ばした後、「ふき取る」ことを推奨しています。色を濃くしたければ、何度も塗り重ねながら、ふき取っていくという流れ。
「ふき取る」?
ふき取ってしまうと、せっかく顔料を含んだ油が定着する前に、ふき取ってしまうことになります。
おかしいですよね。
実は、自然塗料は、それ単体では、とても含浸しにくいんです。
乾くまでに、とても時間がかかります。
早く施工したいので、その時間を惜しんで、「ふき取って」何度も塗ることになっています。
よく考えてみると、住まい手ではなく、造り手の都合で、おかしなことになっていますね。
乾燥する時間を確保できれば、ふき取らなくていいんです。
「早く、安く、簡単に」
そんな高度成長時代の家創りでは、人に優しい家創りだとは言えません。
もっと、丁寧に、じっくりと家創りを進めていくことをお勧めします。
先日、自然塗料メーカーの大手である、オスモのショールームへ行ってきました。
リボス社を採用する機会が多かったのですが、大手であるオスモはどんな考え方で、どんな商品を持っているのかを、改めてヒアリング+体感するのが目的。
何が違うのか?
自然塗料とその他との違いは明らかで、何の油を採用しているのかです。
オスモは植物油(主はひまわり油)。リボスは同じ植物油(亜麻仁油)。いずれも植物油なので、体に優しいという意味では同等です。
亜麻仁油の方が少し黄みがかっているので、クリアを塗っても、少し色がつく印象です。
それと、オスモとリボスで違ったのは、発色です。
鉱物や酸化鉄等の自然鉱物を原料とした顔料を両社とも採用していますが、オスモの方が発色がよく、ヴァリエーションも豊富。
きれいな色を着けたいときは、オスモがよさそうです。
この発色については、興味深い話をうかがえたのですが、長くなりそうですので、
またの機会にします。
昨日は、月に一度の勉強会でした。
すくわくハウスの強力なアドバイザーの一人、福田さんとのミーティングです。
シックハウス症候群等アレルギーをお持ちの方へのサポートを継続的にされてきている経験、現代の家創りに対する考え方、そして、御自身の家創りに対する姿勢まで。
いろんなことをお話させていただきました。
お話伺いながら、共感するところも多いので、とてもいい刺激をいただきました。
その中で、アレルギーの方でも、安心して快適に暮らしていける住まいの提供をサポートしたい!ことに、ブレがないことを、改めて確認させていただけました。
福田さんのように、志を高く持って、そして、それを継続していく。
とても大事なことを教えていただきました。
奥に設置されているキッチン。
向かって左側は、シンク等を中心としたキッチン部分。
こちらは、ホーローで有名なタカラスタンダードのキッチンです。合板を使っていないことから、体に優しいキッチン。最近は、デザインもよくなってきています。
向かって右側は、調理器具を含む部分。こちらは、オールステンレスでできた、ナスラックのキッチンです。
お気に入りのガスコンロを採用するため、こういった区分けになりました。
こちらのお客様は、合板を使わない家を望んでいました。
キッチンとしての統一感はないかもしれませんが、信念を貫いて、形にできたことはよかったです。
体に優しいキッチン。いろいろありますよ。
家の内部で部屋の出入り口につく、
ドアや引き戸。
「フラッシュ戸」と呼ばれている合板の上に木目柄のシート等を張った建具が主流になっています。木目のプリント技術がすばらしくなったこともあって、見た目、とてもきれいです。
最近は、写真のような、無垢材を使った建具「框戸」はなかなか見かけなくなりました。
体に優しいという側面から考えれば、無垢材を使った框戸がお勧めです。
自然塗料で仕上げれば、いろんな色や風合いも愉しめます。
メンテナンスという側面から考えると、フラッシュ戸の方が、吸水しない分、ふき取りやすいです。
ただし、長い目で見ると、シートが傷ではがれたりすると大変。無垢材であれば、少し削って再度塗装すればよいですよね。
自然塗料で定期的に塗装する。そんな習慣を楽しめるのであれば、框戸、汚れ対策は可能です。
やはり、本物には、それだけ長く使えるという価値があるんですね。
家族が長い時間を過ごす部屋だけでもよいので、こういった建具を採用してみるのもよいですね。
以前こちらで少しご紹介してきた、掘り炬燵のある家が、先日竣工しました。
タモの集成材にリボス社の自然塗料で仕上げています。
畳は、和紙でできたDAIKENの健やかくんという商品。
優しい色合いの内装のとてもフィットしています。
床材については、敢えてビニル製のタイル。
ビニル製?と思われた方もいらっしゃると思いますが、こちらのお客様は、車椅子を使われるので、堅い素材で、掃除しやすさが優先ということでしたので、いろいろと探してコストも含めて比較検討した結果、ビニル床タイルになりました。
磁器質のタイルというのもよいのですが、やはりコストが高くなりすぎます。
自然素材を採用していくという姿勢は、とても大事なのですが、お客様のニーズによっては、こういった素材も取り入れながら、ベストな家創りをしていきます。
先日、竣工を迎えた家のワンショットです。
お客様のこだわりもあって、プラスティック素材や合板類を使わない家となりました。
床には赤松の無垢フローリング(+リボス仕上げ)、壁や天井には、チャフウォール、断熱材にはセルルースファイバー、ツガを使った内部引き戸、タカラのホーローキッチン等。
さらに、こちらでは、空気が流れる仕組みとして、地熱換気システム(ジオパワー)を採用しています。常に新鮮な空気が流れているんです。
ほんとに空気が違います。
自然素材による仕上げ、そして、空気の流れる仕組み。
この二つが重なることで、とても快適な住まいを実現できます。
もちろん。全ての人によいというわけではありませんので、
相談しながら、その人に最適な家を提供していきたいと思います。
工事が進んでいる現場のワンショットです。
床には、30mmの赤松を採用しています。
その赤松のフローリングの仕上げに、リボス社の「アルドボス」という浸透性のオイルを塗っています。
オイルということもあって、機能的には、撥水効果をもたせます。
同時に、少し濡れ色になるので、木目が引き立ってくるんです。
素材の持つ表情が出てくる感じが、何ともよいですよ。
もちろん、嫌な香りも一切ありません。
自然素材は、ワックスではなく、天然由来のオイルで仕上げるとよいですね。
ホタテ貝殻を原材料にした「チャフウォール」です。
湿度を調整してくれたり、消臭効果があったり、抗菌性があったり。
100%天然由来の素材な上に、いろんな効果を併せ持つ仕上げ材の一つです。
今回は、薄塗り仕上げで採用します。
薄いと割れが懸念されるので、下地として、「ルナファーザー」(木チップと紙の壁紙)を採用しています。
仕上げも下地も天然由来。
きれいな空気に満たされた家になりそうです。
体が触れるところには、意識的にこういった天然由来の素材を使うことで、体に優しい家にしていきたいです。
最近、いろんな家創りで、壁や天井を仕上げる素材として、紙でできたクロスを採用する機会が増えてきました。
紙のクロスというと、和紙であったり、以前ご紹介した「ルナファーザー」という木チップの入ったクロスがあります。
ただ、紙という素材の性質から、汚れが付きやすいというのと、色柄の種類が少ないのが難点でした。
そんな中、大手メーカーである、東リさんが、紙をベースにした壁紙シリーズを展開しています。表面に撥水剤を採用することで、汚れの付着を抑制しつつ、いろんな色柄がセレクトできるのもメリットですよね。
価格は、少し高めですが、ビックリするほどではないんです。
ビニルクロスが主流の日本ですが、こういった環境、体に配慮した素材がもっと増えてくるといいなと思います。
興味のある方は、画像をクリックしてみてくださいね。
現在工事が進んでいる、リノベーションで、
浴室のワンショットです。
こちらの家では、ユニットバスではなく、在来のお風呂にしています。
お客様のご要望だった、檜を壁と天井に張っています。
その檜がつくりだす空気感や見た目の優しさは、とてもいいです。
ただし、清掃性という側面でいけば、やはりユニットバスがお勧め。
何を優先するのか。それを一緒に考えながら、体に優しい家創りをしていきたいと思います。
自然素材を使う。
そう思うと、どうしても、木目のある雰囲気になってしまうと考えてしまいます。
ただ、そんなナチュラルなテイストに限定される必要もありません。
壁、天井は、「デュブロン」という自然由来の塗装を使ったり、床はフローリングではなく、石やタイルをセレクトすれば、天然素材で構成されますが、違う雰囲気を創りだせます。
体に優しい空気に包まれながらも、こんなモダンなテイストも実現できるんです。
家創りは、もっと自由で、ワクワクできる、自分らしさが出ていいんだと考えています。
すくわくハウスは、そんな家創りを目指しています。
現在工事が進んでいる家創りで、断熱の工事が行われました。
こちらでは、新聞古紙を利用した、「セルロースファイバー」を採用しています。
この断熱材のメリットは、調湿作用があることです。
カビやダニの発生を抑制する意味でも、調湿作用は大事なんです。
もちろん、内装仕上げにビニルクロスでは、その効果を発揮できないので、注意が必要です。
とてもいい側面も持った素材なのですが、工事中のこの写真をご覧いただくとわかりますが、ものすごい埃なんですね。
きちんと表面にシートが張られていないと、住み始めてから気がつかないうちに、断熱材の粉が落ちてくる可能性もあります。気を付けたいところです。
すくわくハウスでは、そんな工事中にも十分なチェックをしていきますよ。
家の中には、各部屋の出入をするところに、建具が設置されます。
最近では、表面に合板を張って、その上に木目のプリントをした木目風の建具をよく見かけます。
合板ではない建具というと、この写真のような無垢材の枠(框)を回した框戸がお勧めです。
表面に、リボス社の自然塗装をすると、もっと表情のある建具にできたりします。
もちろん、木目風の建具が、全くいけないというわけではありません。表面にシートが張ってあるので、掃除がしやすいというのはメリットの一つです。
ただし、接着剤等へ過敏に反応してしまう方にとっては、適切とは言えません。
一人ひとりのご要望、体との相性を見極めながら、採用していくことが大事ですね。
先月、受験した「環境アレルギーアドバイザー」の資格試験ですが、昨日、合格通知が到着しました!
この資格は、「アレルギーやシックハウス症候群など環境由来の健康問題に対して正しい知識を有し、患者やその家族、周囲の環境を理解し、環境改善をサポートする専門家」として、位置づけられています。
アレルギーを持たれた方々に、より専門的な側面からサポートしていけるよう、これからも精進していきます!
家で生活していく上で、家具は必要ですよね。
きれいな空気の家創りを進めてきても、購入した家具に揮発性の有機化合物を含んでいると、せっかくの空気が汚れてしまいます。
こちらの家創りでは、ダイニングテーブルまで家具として製作しています。
コストと強度の問題から、無垢板というわけにはいきませんでしたが、床のナラ材に合わせて、ナラの集成材で製作しています。
表面は、リボス社の自然塗料で仕上げています。
椅子も無垢材を使った家具をお客様が購入されています。
家だけでなく、家具にもきちんとこだわって、「柔らかい」空気の家を実現していきたいですね。
リビングの正面に鎮座しているリビング収納。シナ合板をベースに製作しています。
その表面仕上げには、リボス社の自然塗料を採用しています。
ですので、シンナー系のツンとした香りは一切ありません。
良く見てみると、扉一枚一枚の色が違っています。これは、意図してできたものではなく、塗料の吸い込み具合によってできた自然なムラなんです。
そのムラが、家具に表情を与えてくれています。
家具屋さんで購入してきたような均一な雰囲気ではなく、自然なムラが、とても心地よい雰囲気を創りだしてくれています。
体に優しく、しかも見た目もやさしい。そんな家創りを進めています。
先日竣工を迎えた家。
リビングの中心に、大きな掘り炬燵のあるユニークな家になっています。
工事中もそうだったのですが、竣工してからも、室内の空気は、とてもきれいなんです。
こちらのお客様が、この空気を体感されて、「柔らかい」と表現されたほどです。
天然由来の素材を積極的に採用したことと、空気の流れるシステムを導入することで、その「柔らかさ」を実現しています。
だからといって、木が主張するようなインテリアではなく、生成りをベースにしたナチュラルな雰囲気は、新築ながら、すでにそこに人が住んでいたような空気感に包まれていました。
すくわくハウスでは、こんな「柔らかい」空気の流れる家創りを追求していきます!
写真の床材は、ナラの無垢フローリング。
一枚一枚に表情があって、とてもいい風合いを創りだしてくれてます。
実は、ナラ材は、表面に何も塗らないと比較的プレーンな感じになります。
ただ、日常生活をする上では、保護塗料を塗ることが必要です。
こちらは、浸透性の、自然素材から出来た、リボス社のオイルを塗っています。それによって、木が持っている木目を引き立たせてくれるんです。
木の呼吸を妨げないのもよいですね。
表情も豊かになって、さらに保護が出来て、体に優しい。とてもいい空気の家を実現できますよ。
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