ウレタン塗装とオイル仕上

床を無垢フローリングで構成する時に、そのままだと、ちょっとしたことで、よごれが付きやすくなってしまうので、表面に仕上げをすることが多いです。

その際、大きく分けて、ウレタン塗装とオイル仕上げがあります。

ウレタン塗装は、表面に厚い被膜を構成するため、強度があって、傷が付きにくい。

ツルツルして光沢のある感じは、ウレタン塗装が多いんです。

オイル仕上げは、木材に含浸して、表面を保護します。浸み込むので、木目が濡れ色になって、木目がハッキリします。ただし表面に被膜をつくるわけではないので、木材の風合いを感じられます。

これまでにご紹介してきたものは、天然由来の油、オイルです。

そもそもなのですが、ウレタン塗装ですと、自然素材というわけではありませんので、F☆☆☆☆であっても、あまり安全とは言えません。

無垢材を使うのであれば、その風合いを愉しむために、オイル仕上げがお勧め。

ただし、汚れや傷が気になる方にとっては、ウレタン塗装も一つの選択肢。

合板下地のフローリングは論外としても、表面の仕上げについては、

何を求めるのかで、選択の余地はあると思いますよ。