昨日、以前より気になっていた、こちらの書籍を
ひと通り読んでみました。
『おそい・はやい・ひくい・たかい no.79 香り、化学物質で苦しむお友だち』
(岡崎勝編集/ジャパンマシニスト社)
タイトルの通り、化学物質に反応してしまう、化学物質過敏症の内容が
中心になっています。
化学物質過敏症を、患者、そのご家族の体験談、医師や学校の先生が、
いろんな角度から捉えて、書き記した、とっても内容の濃いものでした。
突然ですが、「花粉症」に、今年から突然なった!という方。
いらっしゃいますよね?
ある一定以上の花粉にさらされてしまうと、発症するとよく聞きます。
実は、化学物質過敏症も、そういった側面からは同じなんだそうです。
症状として顕在化している方もいらっしゃいますが、
潜在的な方(予備軍)は、たくさんいらっしゃるということになります。
この病気は、まだまだ歴史が浅く、明確な治療方法がなく、
専門の窓口(病院)も数少ない。
なのに、100万人程度の患者数があるといわれています。
他人事として捉えるだけではいけないと、強く感じました。
問題は社会という広範囲になるのですが、
われわれは、住まいという側面から、そういった方々に
より快適に過ごしていける環境つくりをしていきたいと
強く感じました。
日々勉強は必要ですね。
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